伝統は変革の連続。
挑戦を続け、
100年企業へ
1955年、創業者である父・中川照詞と祖母・みきが洋装生地専門店「もめんや」を開いて以来、今日まで中川インテリアは、時代の変化に沿って事業を進化させながら歩んできました。服地とカーテン生地から始まった商いはやがて、帖物絨毯や既成カーテンをはじめとする内装インテリア小物の販売および施工へと拡大。その過程で父の2人の弟、勇と武久も経営に参画し、一時は江戸川区小岩地区で3軒の店舗を構えるまでに成長しました。しかし、前売り店舗という業態が衰退期に入ったことを機に、当社は施工・現場管理一貫の内装仕上工事専門会社へと大きく事業を転換したのです。私が経営のバトンを受け継いだ2003年以降はゼネコン様とも取引を開始し、大型施設から住宅まで、幅広い建物の内装仕上工事に対応できる体制が整いました。
時代の流れを捉え、果敢に取り組んだ挑戦の積み重ねが現在の中川インテリアを形づくっているといっても過言ではありません。力の源泉は「お客様の立場で考え、行動する」という価値観であり、現在に至るまで、それは一貫しています。また、人間味あふれる個性豊かな社員たちの存在も、中川インテリアの強みです。2025年からは初めての試みとして、外国人技能実習生を迎え入れました。より深まる多様性がこれまでにない気づきを当社にもたらし、新たな成長エンジンとなることを期待しています。
事業環境の変化は加速度的にスピードを増していますが、どのような状況や時代でも、私たちの根本は変わりません。伝統は変革の連続によって築かれるもの。お客様のために何ができるかを考え抜くことで、次の答えを見つけ、チャレンジする会社であり続けたい。創業70周年を迎えた2025年、その思いを新たに、全社一丸となって100年企業を目指していく所存です。
今後とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。